東北の震災から4年。実際その場にいた人達の言葉をあらためて見聞きしていると
芝居や想像の中には決して出てこないような意外な反応や言葉が少なくない。
それがまたリアルで、本当にそこで物凄いことが起きたんだなという感じがする。
人の心や捉え方は千差万別で、当事者でない人間が何を発信し何をすべきなのか
また何をしないべきなのかを判断するのは時に難しい。
震災直後は必要とされるものがわりとはっきりしていたが、今は様々な事情が
より複雑に絡み合っている。
気にはしながらも何も出来ずにいる人たちが自分も含め少なくない気がする。
震災の瓦礫を燃やさずに防潮林の土台に再利用し、そこに広葉樹の森を作っていくという
壮大なプロジェクトがある。
ただ棄てるのではなく、そこから何か新しいものを生み出すという事にも
そして広大な広葉樹の森を育てていくという事にもとても共感する。
興味ある方はぜひ覗いてみて下さい。