個展のご案内です。
毎年五月を「工芸月間」とし賑わう松本。
この時期に2会場同時開催で個展を行う事となりました。
一ヶ所は「tadokorogaro」にて「未草展」を。
こちらでは、大きな蔵をノアの方舟に見立て、等身大の動物彫刻が展示されます。
「未草展 ― 開 拓 ―」
小林寛樹、庸子両氏による「未草」。
寛樹氏は朽ちた木や鉄、流木などを使い、彫刻や家具や生活道具の制作、
庸子氏は機屋の残布や古布などで身の周りの布製品を製作する。
東京 福生の米軍ハウスを拠点に活動してきたが、4年前長野の黒姫で、
探し求めていた土地に出会い、そこで暮らす事を決めた。自らの手で
開拓を終え、その土地の木や石や土、集めた廃材を使い住処を作って
いくという。森、川、鳥獣、植物、そこにあるすべてと共に生き、作品は
生まれていく。普通に生活する事すら不安が付きまとう今、今後の彼らの
森の中での共存した暮らしと、そこで生み出される作品から多くの事を
学ぶであろう。
「未草展」と題し、今後の未草の活動を紹介していきます。
2014年、初回は「開拓」。家具や道具を中心に、小さな彫刻や布物の
展示を致します。 又、未草の黒姫での活動や暮らしを現実と架空を交え、
田所真理子の描く絵に寛樹氏の言葉を添えた絵本「禾本の丘」も販売
致します。本中の原画も展示致しますので、併せて御覧下さい。
_________________________________________
{会 期}
2014年5月16日(金)〜 25日(日)
10:00 〜 17:00
(会期中無休、最終日 18:00まで)
{住 所} 390-0803 長野県松本市元町1-3-27
{問 合} 0263-36-0985
{H P} http://onjaku-tadokorogaro.com