美しく暮らしたい

すべてを自らの手で作る暮らし

できることから

ひとつひとつ

「本と椅子さえあれば」

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沼津にあるweekend booksさんでの未草の展示会です。
ずっと本屋さんと一緒に何かをしてみたかったのでそれが叶い嬉しいし、
このタイトルもDMもとても気に入っています。

通りから少し入った閑静な住宅街の一角にあり、
広くゆったりとした店内には大きな書棚とテーブルがそれぞれ1つづつ。
音楽や焼き菓子なども並んでいてとても居心地の良い古本屋さんで
ついつい長居してしまいます。

もちろん本のセレクトも素晴らしく、いつも数冊は持って帰っています。
ここで教えてもらってとても大切にしている詩集もあります。

まだ訪れたことのないかたはこの機会にぜひ一度いらしてください。
近所にあったら絶対通いたくなるお店だと思います。






「本と椅子さえあれば」展
ー 未 草 暮しの内と外 ー

東京 福生から北信州 黒姫へと活動拠点を移しつつある「未 草」。
「自ら作る暮し」を旨に活動の幅を広げています。
二人で森を伐り拓き始めて早四年。春の雪融けを待ち、
いよいよ今年から土地の木や石や土、集めてきた廃材で家を建て始めます。

まだその土地に、雨風を凌げる屋根や壁はありませんが
本と椅子さえあれば森の中、どこでも自由な時間が作れます。

椅子、珈琲机、本立て、ティーマット、カトラリー入れ…
造形作家 小林寛樹 と 布もの作家 小林庸子。
二人の日々の暮らしから生まれた美しいものたちが、
weekend books の店内を彩ります。

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{日 付}  2014年2月22日(土)〜3月2日(日)

{時 間}  10:00 〜 16:00

{休 店}  会期中 26日(水)

{在 廊}  22日(土)

{場 所}  weekend books
       410-0022 静岡県沼津市大岡509-1
       <map>

{問 合}  055-951-4102

{イベント} 23日(日)は、静岡市鷹匠 Grenobleさんの焼き菓子が並びます。
       店主 23日在廊

※ 駐車場に限りがございます。出来る限り乗り合わせてお越し頂くか、
  公共交通機関をご利用下さい。






告 知 00:17 -
「端 島」

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端 島 (通称 軍艦島)
 
異様な風景だった。今までに見たことのあるどんなものとも違う。
艦(ふね)でもなく、単なる岩礁でも建造物でもなく
その複合体のようなものが洋上に忽然と現れる。

日本の近代化や高度成長を支えた海底炭鉱であり、
最盛期には5千人もの人が暮らしたが石油の時代を迎え閉山。
1974年に人がこの地を去ってからは世間から忘れ去られた島となった。

かつての喧噪を想像しつつ静まりかえったそこを歩いた。
辺りには空に弧を描く鳶の啼き声のみが微かに響く。
裸だった島はいま生命力溢れる植物達に少しずつ覆われつつある。

近い将来なのか遠い未来のことなのかはわからないけど、
今存在するすべてのものは(東京湾も、中京工業地帯も、瀬戸大橋も)
いつか必ずこういうものになる時が来るのだ。

穏やかに晴れ渡った冬空の下、そんなことをぼんやりと考えながら
過去の遺構と未来のこの世界をじっと眺めていた。



 
雑 記 22:26 -
「cœur de joie 」
 
coeurdejoie.jpg


 
 cœur de joie というお店を訪ねた。木化した古い蔦に包まれた建物。
西洋との歴史が深い長崎らしい雰囲気の外観を持つ。

自分の作った扉が長崎の街の風景の一部をなしていることが不思議でもあり
嬉しくもあった。他に納めた硝子ケースやトルソー、ハンガーラックや
ハンガー達もその中にすっかり溶け込んでいた。

看板も出さず路地裏でひっそりと明かりを灯しているそのお店。
「不思議の国のアリス」を愛した人の意志を継いだお店。
真鍮のドアノブを回し扉を開くとそこには、椅子に掛ける店主の感性や人生が
ギュッと詰まったもう一つの世界があった。



 


告 知 23:44 -
「sa vie sa vie」
 
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sa vie  sa vieさんでの antos展を終え無事東京に戻って来ました。
開店前から囲むように並んで下さるお客さんの光景はここならではのものです。
真冬の早朝から並んでくださった方もありました。頂き物もたくさんありました。
皆様いつも本当に有難うございます。


今回は四国の西端から船で九州へと渡って来ました。
人生初の九州をいろいろと巡り、会いたい人に会い、刺激をたくさんもらった
旅となりました。







家 具 00:48 -
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