美しく暮らしたい

すべてを自らの手で作る暮らし

できることから

ひとつひとつ

「Bon Appétit」
 
BonAppetit.jpg



BonAppétitというリトルプレスがあります。
どこにでも置いてある本ではありません。
「つくる人の姿を伝える」小さな小さな本です。

年末に出たその本に自分たち夫婦が特集されています。
自宅兼アトリエは他でも何度か紹介されてきましたが、
黒姫の土地にカメラが入るのは初めてのことです。

決して見ることのなかった自分たち二人の並ぶ背中に
4年かけて伐り拓いてきた森。
眺めているとこみあげるものがあります。

写真は雑誌等で活躍され、その作品のファンでもあった松村隆史さん
編集の長井史枝さんは、喋りが苦手な自分の想いを的確に
文章にして下さり、自分たち夫婦が厚い信頼を寄せる方です。
まだ何も無い今をこういったかたちに収めて頂いたことに
本当に感謝しています。

この本が掲げるように、これから何かを始めようとされている
誰かがこの本を手にとることによって、小さな一歩を踏み出す
きっかけを得たとしたならこんなに嬉しい事はありません。








告 知 22:02 -
「interior exhibition」

savie.jpg



{日 付}  2014年1月25日(土)〜2月1日(土)

{時 間}  11:00 〜 18:00

{場 所}  savie savie
       792-0025     
       愛媛県新居浜市一宮町2-6-47
       <map>

{問 合}  0897-36-4305 



savie savie さんでの3回目のantos展です。
縁もゆかりもなかった四国に初めて呼んで頂いたのが6年前。
以来 四国の自然や人、言葉、食べものなどが好きになり、
再訪が楽しみな地となりました。
今回はまだ訪ねたことのない西方へも足を運ぼうかと思います。

テーブル、椅子、照明、文具、箱、彫刻、
真鍮のハンガーもたくさん持って行く予定です。
savie savieさんは白を基調とした陽の光がよく入る素敵な空間。
四国方面のかたがた、ぜひいらしてください。お待ちしております。




告 知 23:02 -
「綴る、春」

tuduru_haru.jpg



「綴る、春。」 手紙まわりのあれこれ

{日 付}  2014年1月19日(日)〜2月2日(日)

{時 間}  11:00 〜 16:00

{場 所}  weekend books
       410-0022     
       静岡県沼津市大岡509-1
       <map>

{問 合}  055-951-4102 

{イベント} breffee STORE さんのパン販売
       1/19(日)12時〜



古本屋さんでの手紙にまつわるものを集めた企画展に参加させて頂いています。
未草としてオリジナルの便箋と封筒を出品しています。



tuduru_haru_3.jpg





tuduru_haru_2.jpg



少し透け、空気を含むかのような質感の紙。 
形づくり折って貼り合わせタグをつくり、縛りつける。 
この封筒はそうして 一枚一枚自らの手作業で完成させています。 
張りのある、柔らかな白い紙の上、丁寧な気持ちで筆を走らせる。 
紙、封筒、そして切手を選び綴る文字にも慎重になる。 
ひとつの手紙はひとつの贈り物。






tuduru_haru_4.jpg





tuduru_haru_5.jpg



余談ですが…
初めて自分たちで作った手紙は結婚式の時の招待状でした。
懐かしい写真です。





告 知 10:00 -
「夏 至」
 
nabeshiki.jpg



長野県在住作家によるNagano企画vol.2 「冬の遊び」展 
galarie 夏 至 にて。

長年拾い集めてきた舟板で鍋敷をたくさん作ってみた。
木製の舟などほとんど見られなくなった昨今、舟板は貴重な材料。
幾度となく冷たい冬の海に洗われ、真夏の太陽に晒されてきた板達には
それぞれに唯一無二の表情がある。
そこに焦げや欠けなどが加わり、使い込まれた道具としての美しさも
兼ね備わった時、それらの板がどんな表情を見せるのか。
数年後、数十年後にもう一度並べて眺めてみたい。






caribou.jpg



憧れの地アラスカの大平原に想いを馳せて作っていた数年前。
自分の中ではなんの疑いもなくカリブーの群れの壮大な風景だったので、
「あ、鹿だ」の声に思わずずっこけた。極北の大地がいきなり奈良公園に…

それがこの冬は違う思いで作っている。
黒姫での冬支度のためにひとり車を走らせていた12月のこと。
小雪が舞う夜道の行く手を突如遮ったのは鹿の群れだった。
動物の群れが道を横切るのを待つなんてまるでアラスカのようで嬉しかったし、
なにより野生の大きな獣の筋肉の生々しさや悠然とした身のこなし、
そして群れの迫力に心奪われた。
もうカリブーでも鹿でも他の動物でも何でもいい。すべては見る人に委ねたい。
ただ、いまなお残るその時の感触が今回のこの動物を自分に作らせている。
そのことだけは確かだ。





 
彫 刻 22:04 -
「冬の遊び展」

geshi_dm2014.jpg



galarie  夏 至 さんでのグループ展に参加します。

店主 宮田さんがいつも企画展に寄せられている文章が好きです。
自然体でありながらも凛とした美しさを持ち、仄かな、しかし確かな
光をもって作品や作家を照らします。
並ぶ言葉の奥に覗くのはそこに傾けられた多くの時間と仕事への信念。
多くのお店の先駆けでもある「夏 至」さんが今なお存在感を放ち続けている
理由はおそらくこういったところにあるのだと思います。 
ぜひ一度過去の文章も読んでみてください。素晴らしいです。

厳しくも美しい冬をもつ長野に暮らす作家達がそれぞれに「冬」を想い
手を動かし言葉を紡ぎました。

イベントもとても充実していて参加する自分も楽しみな企画展です。
期間も長いのでぜひ一度足をお運びください。




{日 付}  2014年1月16日(木)〜2月17日(月)

{時 間}  11:00 〜 18:00
       2/14(金)、15(土)のみ〜19:00

{休 店}  木曜、1/15(水)

{在 廊}  16日(木)

{場 所}  夏 至
       380-0841     
       長野県長野市大門54 2F
       <map>

{問 合}  026-237-2367 

{参 加} ・小口 宗之 <硝子>
      ・滝沢 郁 <織>
      ・田所 真理子 <画>
      ・中林 うい <刺繍>
      ・Hikaru <料理譜・菓子>
      ・未 草 <造形・布もの>
      ・松島 志織 <フエルト>
      ・松島 しづ <染織>
      ・三谷 龍二 <木工>
      ・山崎 翔子 <硝子>

{イベント}・冬のスープとパンの日( Local benchさん)
       1/26(日)第一回 12時〜13時 第二回 14時〜15時
       各8名様 会費 1,200円

      ・冬の白いお漬け物の日(飛田 和緒さん)
       2/8(土)第一回 11時〜13時 第二回 14時〜16時
       各8名様 会費 2,000円

      ・冬のチョコレートの日(Patisserie Keinoshinさん)
       2/16(日)14時〜15時
       各8名様 会費 1,500円

      ※ 全てのイベントは予約制となります。
       tel/ 026-237-2367
       mail/ geshi@janis.or.jp




告 知 21:50 -
「午 年」
 
hose.jpg




この世で最も美しい動物は馬だと思う。

馬を飼うために森を伐り開くこと4年。
幼い頃からの夢に向かって少しずつ歩みを進めている。

馬を迎えるその日はまだまだ先かもしれないけど、
一日でも近づけるようより一層努力してゆきたい。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。






雑 記 00:25 -
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2014 >>
about
categories
archives
links