美しく暮らしたい

すべてを自らの手で作る暮らし

できることから

ひとつひとつ

「HOUSE EXHIBITION of HITSUJIGUSA」

5月に 未 草 の自宅展を行ないます。


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DMの郵送をご希望の方は→こちら(hitsujigusa@hotmail.com)まで
お名前・ご住所をご記入の上、メールにてお知らせください。

その他お問い合せ、ご質問などありましたらお書き添えください。




六十余年の歳月が刻まれた米軍ハウスでの展示会です。

来年取り壊し予定の住居兼アトリエ
他では見られない
そこに暮らしのある展示

古い建物が纏う独特の雰囲気
剥がれ落ちた壁の陰翳
軋む床の音

そんな全てと作品が渾然となった
ひとつの世界を作り出せたらと思います。

この機会にぜひお越し下さい。


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{日 時}
2012年5月12日(土)〜5月20日(日)
11:00〜19:00


小林寛樹の出展作品            

・彫 刻
・照 明
・テーブル
・椅 子
・ベッド
・標 本   等


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小林庸子の出展作品

・鞄
・ポーチ
・クラッチバック
・ポシェット
・鍋つかみ
・コースター    等


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※ほとんどの作品は一点、もしくは数点限りとなります。
 期間中お買い上げ頂きましたいくつかの作品は、展示会終了後のお渡しとなります。
 ご理解ご協力をお願いします。

※期間中はビスケット、スコーン、天然酵母パンなどの販売もいたします。


よろしくお願いいたします。




告 知 14:12 -
「雪 消」

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黒姫の雪消(ゆきげ)

四月の中頃、
一冬埋もれたままの大地がようやく陽の光を浴び始める。

雪間にフキノトウが嬉しそうな顔を並べていた。
雪の下でも春の仕度は着々と進んでいるのだ。

今季は雪が多く1m70cmほど積もった。
二月に訪れた時には随分と地面から離れたところに立っていて、
まるで空中散歩のよう。
いつもの風景が少し違って見えた。





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解けだした水が
ゆっくりとゆっくりと大地に染み込んでゆく。






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生命たちを潤しながら、もといた海へと還る。 








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世界は今、深刻な水不足に苦しんでいる。
今世紀半ばには40億人が水不足に陥るとも言われているなか、
この国はその例を免れている。


資源がない、資源がないと言うけれど、
いったい何をもって資源だと言っているのだろう。

無いものだけに目を向けるのではなく、
あるものに対してもっともっと目を向けたい。


「コップ半分の水」というよく使われる例えがある。
プラス思考マイナス思考の話がしたいわけではないけど、
無いほうに目を奪われ「ない」ととるのか、
あるほうに目を向け「ある」ととるのか。

ちょっと見方を変えるだけで
必要以上に求めるのか、足るを知るのか、
180度違ってくる。



「奪い合えば足らず、分け合えば余る」

震災直後、東京の異常なまでの物不足とその後の収束は
まさにこの言葉そのものだった。


自分達は「足らない」と思い過ぎる。


地球上で最も過酷な地、ジブチの砂漠の民が
その乾ききって"なにもない土地"を指してこう言っていた。


「神が与えてくれた土地であり、
 なにひとつ不足のない自由で豊かな土地」なのだと。





黒 姫 09:45 -
「鳥の巣」
 
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鳥の巣が好きだ。
とても美しいと思うから。



最近わが家の庭に足繁く通い、
巣作りの材料を調達してゆくコがいる。

拾い集めた材料を使ってもの作りする人間の脇で、
そのまた廃材を集めて巣作りをする小鳥。
なんだか可笑しい。
小さな仲間ともの作り。

最後の仕上げにと"高級素材"?
鳥の羽毛と犬の毛の塊をそっと落としておいてみたのだが
果たしてお気に召して持ち去ったかどうか。



かのブータンには電線を引くのを自ら拒んだ村がある。
その理由が「ツルの営巣地があるから」というから
世界も驚いた。

幸福の国の人々は静かに微笑みながら
本当に大切なものを頑に守り続けている。






生 物 01:08 -
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