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美しく暮らしたい

すべてを自らの手で作る暮らし

できることから

ひとつひとつ

「孤 島」
 
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気仙沼と南三陸のあいだにある小さな漁港。
そこを見下ろす丘の上にテントを張り、
避難所にお世話になりながら、ボランティア活動に参加していた。

この辺りには小さくて美しい漁港が無数にある。
波一つない静かな海。
しかし目を疑うほど高い位置に津波の痕が残る。
手前にある家々も全てやられてしまっていた。

本当に綺麗なところなのに。
夕焼けも星空もとても美しいのに。



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リアス式海岸に古くから育まれた漁村。
壊滅状態のそれらを、数十キロ走る間に嫌というほど目にした。
石巻のような都市型ともまた違う。
水位を示す痕跡が信じられないくらい高い位置にある。
流されたというより、海の底に深く沈んだ感じだ。

また、田舎の復旧は都市部に比べて後回しにされてしまう。
国道や橋もズタズタのまま。完全に陸の孤島と化している。

唯一の鉄路も放置されたまま。
車を流された人も少なくないなか、
多くの人が移動手段を奪われたまま、なす術なく暮らしている。
そのうえ、電気も水も今なお通っていなかったりする。

 
 
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だが、こんな場所だからこそなのだろうか、
多くのボランティア達が集まっていた。
遠くは関西や四国からはるばる駆けつけ、
さらには九州から重機を運び、長期間活動している人達もいた。
本当に頭が下がる。
また、たとえ短い週末だけでも夜通し車を走らせ、
一睡もせずにボランティアを活動をこなしていく人もいた。

重機だけでは出来ない事がある。
人間の手にしか出来ない事がある。
そして、その手を必要としている人達がいる。

機械が扱えなくても、女性でも子供でも、
行って役に立たないなんてことは断じてない。
行ける人はぜひとも被災地へ向かって欲しいと思う。

自分もまた向かいたい。






東 北 11:09 -
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