美しく暮らしたい

すべてを自らの手で作る暮らし

できることから

ひとつひとつ

「大 楠」

 

setouchi_2.jpg

 

 

 

 

「寛ぐ樹(き)だね。」

自分の名前を読んである人がそう言った。

 

樹自体が心地好さそうに陽を浴び、風にそよいでいる姿なのか

あるいはその下で人がもたれて憩う姿なのか…

どちらにせよその言葉の響きと、その人の描く心象がとても素敵だなと思った。

 

 

ある小さな島の静謐な場所に立つ大楠。

枝をいっぱいに拡げてその大きな体が向かう先は、春の長閑な海と空。

巨きなもの包まれる大きなもの。

そこに満ちるのは深い深い安心感。

目指すべきはきっとこういうものなんだと思う。

 

 

 

 

 

 

雑 記 12:19 -
「朝未き」

 

setouchi_1.jpg

 

 

 

 

本当に久しぶりの更新。

文章を読んだり書いたりということから随分と長いあいだ離れていた。

 

 

瀬戸内の海に降り注ぐ光

霞に響く汽笛は新たな時を告げる合図

 

長かった夜がいま明け始めている。

 

 

 

 

 

setouchi_5.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑 記 02:56 -
「岩 手」

iwate_2.jpg






iwate_1.jpg






koya.jpg





 
雑 記 12:37 -
「城 跡」

okinawa_11.jpg





okinawa_12.jpg





okinawa_13.jpg





okinawa_6.jpg





okinawa_5.jpg





 
雑 記 03:49 -
「沖 縄」

okinawa_2.jpg





okinawa_3.jpg




okinawa_7.jpg




沖縄展が無事に終りました。お越し頂きました方々、誠にありがとうございます。

信州は冬の入口だというのに沖縄は真夏。ここまで違うものかととても驚きました。
空気の湿度、生い茂る植物、強い光と濃い影、色、建物、人、言葉、食、
すべてが刺激的で新鮮で、たくさんの感触がこの身体に残っています。

見知らぬ土地だった沖縄。今は沢山の笑顔と風景が浮かびます。
色々と初めてづくしで、自分たちにとっては大きな転機となる展示会だったのですが
呼んで頂けて、そして実現出来て本当に良かったと言える展となりました。
お世話になった沖縄の人たちに改めて感謝したいと思います。





 
雑 記 10:45 -
「立 つ」

sheeps_2.jpg




疾風怒濤のごとき壮絶な引越しでした。初夏から秋にかけての長丁場。
特に最後の一週間は不眠不休と言っても過言ではありません。
そんななか大きなトラックで深夜に駆ける嫁の姿はなかなか逞しいものがありました。
草刈り機、チェーンソー、トラックに重機の操作。ガテン系から繊細な針仕事まで
広すぎる仕事の幅にしっかりとついて来てくれる嫁に感謝。

夫婦共に持てる気力体力の全てを使い果たしました。ようやく少しづつ回復し
仕事に向かう日々を過ごしています。今は理想の暮らしからは程遠い生活ですが
より高く遠くへ飛ぶための助走期間と考えたいです。

立つ鳥、駆ける獣。その直前に生きもの達が力漲らせる瞬間が好きです。






 
雑 記 09:52 -
「近 況」

sheeps_1.jpg




長く苦しかった引越しが一段落。PCがようやく使えるようになりました。

十年かけて集めてきた廃材や建築資材も含め、トラック7台分の荷物の大移動でした。
さらにそれらを収納する大きな納屋作りも、また仮住まいの古い家の修繕も、そして
住んでいた家周りの解体もと全てが同時進行で、急いても急いても遅々として進まず。
引渡しの期限があるため常に全速力での作業となり、精も根も尽き果てました。
しかも今は家の引渡しが済んだだけの状態で全ては中断されたまま。
冬を前にひとつひとつ片付けてゆかねばなりません。

暫くは倉庫兼作業場に仮住まい。一旦仕事に戻ります。
いろいろとお待たせしてしまっている方々、申し訳ありません。
どうかもう暫くお待ちください。
そしてご心配頂いた方々、ありがとうございます。なんとかやっています。





 
雑 記 09:50 -
「静 寂」

kahonnookae_25.jpg





kahonnookae_23.jpg





最終自宅展示会 「禾本の丘へ」
かつてない盛り上がりのなか幕を閉じることが出来ました。ありがとうございました。

北海道から沖縄まで、本当に遠方より多くの方が駆けつけて下さいました。
会期中に2度も3度もみえた方も少なくありませんでした。
この家とこの場所での時間を慈しんで下さった全ての方に深く感謝したいと思います。

来る人皆が話題にしてくださったDM。最後に相応しいものをと月日を費やし
気持ちを込めて一通一通手作りしたものですが、想いというのは届くのですね。
情報を伝えるだけならもっと簡単な方法はいくつもある時代ですが
そこから置き去りにされてしまうものこそ、もっと大事にしていきたいと思うのです。
文字や記号だけでは伝えられないものがそこにはあり
時にそれは物事の芯の部分であったりするのです。

期間前から期間後もお手紙やメールを多数頂戴しております。
すぐにお返し出来ない失礼をお許しください。
本当に沢山のことが一度にドッと押し寄せ、頭と心がなかなか追いついていきません。

半月ぶりにこの家に戻ってきた静寂の中で、幸せだったあの日々のことをいま
少しづつ思い返しています。





 
雑 記 00:02 -
「文 旦」

buntan.jpg

 


離れていても部屋に漂う仄かな南国の香り。
味もさることながら文旦は香りの果実ですね。すっかりその香りの虜に。

不意に高知から届いたのはまだ寒さの残る先月のことでした。
思えば今回の展示会への道のりは、初めてお会いした二年前からずっと
ギャラリーの石川さんに見守られながらの歩みだったような気がしています。

「未 草」の活動は多岐に渡り、自分達でも説明が難しく
こういう事を目指していたのかと真に理解してもらえるのはおそらく30年後。
少なくともその原型をお見せできるまでに12年の計を立てています。

今はまだ何者でもない「未 草」から何かを感じ取り
こうして何度も呼んでくださったり、折に触れて気にかけてくださる石川さんへの
感謝を将来、自分達は決して忘れてはならないと思っています。
そしてこれは今この時期の「未 草」を支えて下さっているお客さんにも
全く同じことが言えます。心から、ありがとうございます。

己で選んだ道とはいえ、本当に多くのことを自分でしていかなければならず
時に途方にくれます。もう若くないのか体調もブレーキをかけてきます。
必死に動けど全ては少しずつしか進まず、歯痒い思いは募るばかり。
けれど焦らず、地道にコツコツと積み上げてゆくしかありませんね。

「小さいことを重ねることこそが、とんでもないところに行く唯一つの道」
前人未踏の道をゆくイチロー選手の言葉に奮い立たせられます。






 
雑 記 10:23 -
「軸」


working_2.jpg





working_3.jpg





時間が経ってしまいましたが「未草の日用品」展、無事に終了しました。
寒いなか足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。

ある一人の紳士が去り際にこんな言葉を残してくれました。
「今まで頂いたものが暮らしをとても豊かにしてくれています。ありがとう」と。
胸が詰まりました。

自分は美術のようなものも作りますが、自分の中の軸はあくまで
暮らしにまつわるものを作ることにあると思っています。
美や幸せは暮らしの細部に宿るもの。
洗練された百合の花の美しさにも惹かれますが、路傍に生える白詰草の花の可憐な
美しさにもまたとても強く惹かれるのです。 





 
雑 記 02:08 -