美しく暮らしたい

すべてを自らの手で作る暮らし

できることから

ひとつひとつ

「移 動」

 

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旅の前半を終え、次の村へと移動。

大きな風景も小さな風景も美しいブータン。

 

 

多くの人がブータン旅行記を読んで下さっているようで嬉しいです。

ありがとうございます。

現在進行形の旅と思われている方もいるようですが

これは去年の六月終わり頃の話。一年越しの記録となります。

 

ブータン旅行記、前編は一旦ここにて終了。

後編は展示会告知と合わせたネパール旅行記のあとに続きます。

 

明日からは、旧軽井沢、Atelier Sajiloにて行う展示会のために巡った

ネパールについて綴ります。

 

 

 

 

 

 

客 旅 16:13 -
「人 々」

 

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客 旅 08:17 -
「家 畜」

 

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客 旅 07:43 -
「田 畑」

 

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絵具のパレットを眺めているみたい。

小さい畑、四角くない畑ってやっぱり綺麗だな。

すべては人の手によるものだから。

 

 

 

 

 

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日本の在りし日の農村風景。

 

 

 

 

 

 

客 旅 23:43 -
「峠」

 

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標高約4000m。強風が吹き荒れる。

峠の稜線には経文に埋め尽くされた無数の旗が、音を立て天空に舞っている。

それらは風にはためくたびに経文を唱えたのと同じ功徳があるとされる。

 

この大地からは無数の祈りの声が地鳴りのように発せられているということか。

耳には聞こえない祈りの声が風に乗って渦巻き、天高くまで昇っているのだろうか。

 

この世であってこの世でないような風景。神や仏に近い場所。

霧の中の彼岸と此岸のあわいに我を忘れて立ち尽くした。

 

 

 

 

 

 

客 旅 20:24 -
「風 呂」

 

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ブータン伝統の石焼風呂。

石を数時間かけて真っ赤になるまで焼き、水に沈めて湯を沸かす。

本来は川原に掘った穴などに木枠を張って湯船とする野天風呂。

石には薬石としての効果もあるそうで、さらに薬草なども浮かべる。

 

薪も時間も多くを要する「贅沢」であり、農閑期に家族揃って川原へ出かけ

焚き火を囲みながら料理やお酒と共に一日かけて楽しむものなのだとか。

 

町暮らしをするブータン人の若者が昔を振り返り、こう語る文章を読んだ。

「なぜ半日もかけて風呂に入っていたのかわからない。でも寒空の下の

嬉しそうなお爺さんの顔を見ている時間は幸せだった…」

 

薬石 薬草 家族の笑顔

染み入るのは湯だけじゃない。温めるのは身体だけじゃない。

きっとそういうものだったのだと思う。

 

こんど富山に帰省するときには薬石を拾いに行こう。いつか黒姫の土地でも

沢水を汲んで石を焼き、薬草を摘んで家族で火を囲むという新たな夢ができた。

 

 

 

 

 

 

客 旅 22:54 -
「日 々」

 

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早朝、布団から這い出し目にした家族の肖像。

 

外の水場ではお婆さんが裸足になって民族衣装の着物を洗っている。

家畜小屋の扉の奥ではお母さんが餌やりや乳搾りにいそしみ

板の間ではお父さんが胡坐の上で、枝から杓子のようなものを彫り出している。

そして子供までもが納屋の干草の上で経典を広げ熱心に呟く。

 

まだ薄暗い朝の時間にだ。もう参ってしまった。

今でも頭から離れない、鮮烈な明けがたの光景。

事あるごとに思い出しては背筋を正し自分に問いかける。

あんなふうに「きちんと」日々を生きれているだろうかと。

少しでも近づけているだろうかと。

 

 

 

 

 

 

客 旅 21:24 -
「住 居」

 

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七代続く農家さんの古くて立派なお宅に数日間滞在させてもらう。

ブータンの伝統的な三階建て家屋で、地上階が家畜用、真ん中が居住空間となっていて

最上階の屋根裏には、穀物の乾燥や雨の日の農作業をする空間が広がっている。

立体迷路のような家に心躍らせながら散策。何もかもが興味深く面白い。

昔ながらの暮らしを今も変わらずに続けられている。

嬉しい。ずっとこんなところに来たかったんだ。

 

 

 

 

 

 

客 旅 22:12 -
「鐘の音」

 

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目的地に到着。あちこちで白い野バラが咲き零れる。

鎖国が続いたブータンの中でも更に近年まで外国人の入域が禁じられていた村だ。

この国の古人の息吹が今もそこかしこに感じられる、

本当にどこかの時代に迷い込んでしまったかのような場所。

 

水車で回る大きな摩尼車の、少しもの哀しい鐘の音が霧の中にずっと響いている。

 

 

 

 

 

 

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客 旅 14:59 -
「お伽の国」

 

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早朝、バンコクでブータン国営航空の機体に乗り継ぐ。いよいよだ。

窓に額をつけて外を見つめる。

 

急峻な山々と渓谷からなるブータンには平坦な地がほとんど無い。

空港は谷底にかろうじて作られていて、離着陸の難しさは世界でも有名だ。

機体は着陸に向け、狭き谷に潜り込むように急降下。

そのとき大地を覆う雲がパッと晴れ、突然視界が開けた。

「近い…」思わず声が漏れた。右に左に下にと山肌が目前に迫ってくる。

飛行機の窓からの眺めとは思えない光景。

墜落寸前から戻る飛行機の再現映像を観ているようだった。

 

おかげで色々なものがよく見える。

土壁で板屋根の家々、民族衣装の着物を着た人々、朝げの煙…

本当に昔話のような世界が広がっていた。まさに山の中のお伽の国。

 

秘境と呼ばれるようなところも旅してきたけど

空港近くの家々は現代のものであったり、昔ながらの暮らしをしていても

服は他国の大量生産品を着ていたりするもの。

それがブータンは明らかに違っていた。

聞けば1999年まで空港ターミナルが、板葺き屋根に重石の乗る伝統建築で

付近の農家のほうが大きいくらいだったという。

 

上空で既に心鷲づかみ。

もうすぐそこに降り立つことが出来る。胸が高鳴った。

 

 

 

 

 

 

客 旅 20:30 -
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